プライベートクラウド(Private Cloud)

プライベートクラウド(Private Cloud)

プライベートクラウドとは

複数の利用者でリソースを使う共有型のパブリッククラウドに対して、利用者がサーバーを専有できるのが、プライベートクラウドです。

プライベートクラウドの定義には曖昧な部分があるため、本記事の説明にはあてはまらない場合があります。

パブリッククラウド(Public Cloud)

2017.06.13

プライベートクラウドの種類

プライベートクラウドは、大別して次の 2 種類があります。

  • ホスティング型プライベートクラウド
  • オンプレミス型プライベートクラウド

ホスティング型プライベートクラウド

ホスティング型プライベートクラウド

パブリッククラウドの一部領域を専有できるホスティング型のプライベートクラウド

ホスティング型プライベートクラウドは、パブリッククラウドのネットワークを特定の利用者向けに区切り、その範囲内でサーバーなどのリソースが利用できるサービス。

安全性を高めつつ、決められた範囲の中で、リソースの柔軟性や拡張性というクラウドのメリットを活用できます。

オンプレミス型プライベートクラウド

オンプレミス型プライベートクラウド

利用者が用意した物理サーバーを仮想化するオンプレミス型のプライベートクラウド

オンプレミス型プライベートクラウドは、利用者が用意したサーバーやネットワーク機器をクラウド化する方法。

機器を設置・運用する場所は、利用者が所有する施設内、またはデータセンターです。

クラウド化することで、柔軟にリソースの配分ができるなど、クラウドとしてのメリットも得られます。

すべてが利用者の管理下にあるため、ホスティング型クラウドよりも安全性の高い環境を構築可能です。

機器類の購入に加え、設計・運用もすべて利用者が行う必要があり、初期費用や運用費がかかります。

プライベートクラウドのメリット

プライベートクラウドのメリットとしては、次のような点が挙げられます。

  • 他の利用者とサーバーやネットワークを共有しないので安全性が高い
  • 一定の範囲内で拡張性や柔軟性を持ったサーバー運用ができる
  • 初期費用を下げてすぐに導入できる(ホスティング型)
  • ハードやソフトを自由に選べる(オンプレミス型)

プライベートクラウドでは環境を専有でき、パブリッククラウドのようにサーバーやネットワークを共有しないため、安全性が高くなります。

クラウドとしての柔軟性や拡張性もある程度は持ち合わせており、リソースを無駄なく利用可能です。

プライベートクラウドのデメリット

プライベートクラウドのデメリットとしては、次のような点が挙げられます。

オンプレミス型プライベートクラウドの場合、機器の購入から設置・運用まで利用者側で行う必要があるため、初期費用や運用費がかかります。

機器を追加導入することでシステムを拡張できますが、費用も時間もかかり、パブリッククラウドのようにオンラインですぐに拡張はできません。

プライベートクラウドの基礎となる物理サーバーに障害が発生した場合、復旧するまでの間はシステムが利用できなくなる恐れがあり、可用性が下がります。

ホスティング型プライベートクラウドの場合は機器類を購入する必要はないものの、本来は共有型であるパブリッククラウドの一部を専有領域として区切るため、パブリッククラウドよりは割高で、拡張性も限定的です。

ネットワークを利用者専用に区切るため、利用開始後のシステムの拡張は原則としてはできません。

また一般的にプライベートクラウドは長期契約が前提となっており、パブリッククラウドのように時間単位での利用はできません。

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